結婚式に招待された時に、避けられないものが招待状です。

 

なんとなく、返信する時にいくつか気をつけないといけないことがあることは知っている。

 

でも、具体的に何をどうやっていけばいいのか、漠然としすぎて不安・・・

 

そんなことってありますよね。

 

今回は、そんな招待状の返信方法を参加・不参加にあわせて紹介していきます。

 

なお、欠席の場合は別の記事で紹介していますのでこちらになります。

 

【結婚式の招待状】参加する場合に返信の注意点

早速ですが、今回は参加・不参加にあわせて分けて紹介していきます。

 

最初は参加する方向けの内容になります。

【結婚式に参加】招待状の返信タイミングは?

新郎新婦が結婚式を行う際にもっとも困ること。

 

それは招待客の人数が確定しないことです。

 

というのも、参加人数が決まらなければ予算も決まりませんし、座席表などの作成もできません。

結婚式に必ずある引き出物も、いくつ発注すれば良いか・・・

 

そんなことにならないように、参加することが決まっている場合は届いてから2~3日以内に返信しましょう。

 

でも、当時の予定がその時点では分からないケースもありますよね。

 

その場合は、分かるまで待つのではなく新郎新婦に事情を説明しましょう。

 

可能であれば直接会って話すのが理想ですが、遠方なら電話でもOKです。

 

間違ってもメールやLINEなどはやめましょう。

 

そして、何時までなら待ってもらえるかを確認したうえで、予定の調整をすすめましょう。

 

それでも時間が経って、調整できるか不確定の場合は事情を説明した上で欠席を決断する必要もあるでしょう。

 

【結婚式に参加】招待状の返信の書き方

まず、招待状の返信はがきには、毛筆や筆ペンが好ましいといいますよね。

ハッキリいって、普段から毛筆や筆ペンに慣れていないのであれば辞めましょう。

 

理由として、なれない人が使うと文字が読み取りにくかったり、滲んだりして受けてが苦労します。

 

基本的に黒であればボールペンでもマナー違反ではありません。

 

大切なことは、出席の意思とお祝いの言葉が相手に伝われば良いのです。

 

慣れない筆ペンなどよりも、慣れているボールペンで丁寧な字を心がけたほうが新郎新婦も喜ぶでしょう。

 

なお、訂正線や斜線を引く場合は定規を使って対応しましょう。

 

ここを何も使わずに書いてしまうと、みっともないヨレヨレの線になってしまいます。

 

【御出席】と【御欠席】がありますが、御欠席を二重線で消しましょう。

 

その上で、御出席の【 御 】だけを同じく二重線で消します。

 

招待状は受け取った時点では新郎新婦からあなたに対しての問いかけなので、『 御出席できますか? 』という問いかけになっています。

 

それに対する回答として返信するわけなので、『 慶んで出席させていただきます 』という意味で、【 御 】を消すわけですね。

 

より丁寧に可能であれば、【 出席 】の前に【 慶んで(喜んで)】 、後に【 させていただきます 】 と追記するとより丁寧なのでおススメです。

 

なお、あなたの名前や住所にも【 御 】がついているはずなので、こちらも同じように二重線を忘れずに入れましょう。

 

【結婚式に参加】招待状の宛名の書き方

宛名は新郎新婦行きとしてあらかじめ印字されていると思います。

 

この際に、宛先の下に【 行 】や【 宛 】と書かれている場合がほとんどです。

 

これをそのまま返信するのは失礼なので、二重線で訂正して変わりに【 様 】と書き直しましょう。

 

なお、二重線で訂正する時は、縦書きなら縦線、横書きなら横線が基本です。

 

もし、宛名があらかじめ印字されていないのであれば、二重線などは気にせずにそのまま書きましょう。

 

【結婚式に参加】招待状の宛名のお祝いメッセージ

招待状には大体の場合、空白のスペースが用意されています。

 

こちらには新郎新婦へお祝いの言葉を記入しましょう。

 

基本パターン ご結婚おめでとうございます
お招きいただきましてありがとうございます
喜んで出席させていただきます
兄弟や親戚・親友 ご結婚おめでとうございます
今から当日が楽しみです
何かお手伝いできることがありましたら相談してください
上司・同僚・部下 お招きいただきありがとうございます
おふたりの晴れの門出に立ち合わせていただくことをとてもうれしく思っております
喜んで出席させていただきます
家族・夫婦で招待された場合 この度はご結婚おめでとうございます
喜んで家族そろって出席させていただきます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしています

 

こちらのお祝いのメッセージですが、注意点が1つだけあります。

 

それは句読点は使ってはいけないということです。

 

理由としては、お祝いごとには終止符を打たないというゲン担ぎの一種ですね。

 

知らないとナチュラルに書いてしまいそうなので、実は一番注意しなければいけないポイントかもしれません。

 

【結婚式に参加】招待状の返信をした後の注意事項

さて、招待状を出して後は当日の式に参加するだけ・・・

 

そう思っていたのに、急な用事で参加できなくなってしまうことはありますよね。

その場合は、すぐに新郎新婦に連絡しましょう。

 

可能であれば直接会って、駄目なら電話を心がけてください。

 

ここで注意点として、参加予定が不参加になった場合でも御祝儀は渡すようにしましょう。

 

突然不参加になった場合のご祝儀
・食事や引き出物のキャンセルが可能なタイミング
一般的には式の1~2週間前といわれています。
この場合は、もし参加していたら包んだであろう金額の半額程度が相場です。

 

・すでにキャンセル料が発生してしまうタイミング
この場合は、もし参加していたら包んだであろう金額をそのまま贈ります。
何日前までキャンセルが聞くかは式場や依頼している業者によります。

 

どちらのケースでも披露宴の開始前までに直接会って渡すか、難しい場合は現金書留でご祝儀袋に入れて送るようにしましょう。

 

ご祝儀袋に困っている場合は、こちらも参照してみてください。

 

最後に、当日式場にお祝いの電報を送るようにしましょう。

 

急な欠席でも当日届けてくれる業者も数多くあります。

 

結婚式に空席があるというのは、やはり新郎新婦に迷惑をかけてしまうので最大限できるお祝いを欠かさないようにしたいですね。

 

最後に

まずは参加する方向けの情報をまとめてみました。

 

新郎新婦にとって、結婚式は一生に一度の晴れ舞台です。

 

やはりそのような席に不手際があると、好ましくない思い出を残してしまう可能性もあります。

 

マナーマナーというのもいかがかと思いますが、やはり相手にとって喜ばしい思い出としてもらうためにも最低限は身に着けておきたいですね。

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