
皆さん日々の掃除はどうやっていますか?
拭き掃除や掃き掃除などもありますが、基本はやっぱり掃除機は欠かせないですね。
今日はそんな掃除機がけであまり知られていないお掃除方法を紹介していきます。
この記事の目次
掃除機を使った正しい掃除の手順とは?
それでは早速、掃除方法について順番におさらいしていきましょう。
ちなみにあくまで掃除機に着目しています。
他にも色々と掃除する場合は、その順番や手順が異なる可能性がありますのでご容赦ください。
掃除機をかける前に換気!は間違いだった!?
さて、掃除前に換気をする方は意外と多いのではないでしょうか。
掃除機をかけるとホコリが舞い上がりますよね。
だから、なんとなく窓を開けて換気をしながら掃除する。
正しい方法のように思われますが、実はこれが間違いです。
その理由は、窓を開けるとホコリが舞い上がってしまうため。
そもそも、ホコリは衣類やシーツなどの布製品から出る細かな繊維クズ。
それと毛髪や、ダニの死骸などの集まりがホコリになります。
通常何もしていない室内であれば、空気の流動が少ないため床や棚の上に積もります。
しかし、窓を開けてしまうと空気の対流によって積もったホコリが舞い上がってしまいますよね。
その浮かんでいるホコリは掃除が終わった後に、再度床や棚に積もりますので掃除の効果が半減します。
まずは、拭き掃除やクイックルワイパーなどで、大まかなホコリを取ってから掃除機がけをする。
すべての掃除が終わってから、窓を開けて空気の入れ替え。
といった順番が適切となっています。
ただ、掃除中に舞い上がっているホコリが気になるという方も多いはず。
これについては、やはりマスクをしながら掃除を行う方法がベストですね。
換気をするベストタイミングは?
掃除が終わった時に、窓から入ってくる風はとても気持ちが良いですよね。
ホコリが舞い上がる心配があるとはいえ、やはり換気はしたいというのが人の気持ちというもの。
掃除中の室内って独特の汚れている空気感がありますよね。
だったら、換気はどのタイミングで実施すれば良いのでしょうか?
これについては掃除が完了した後がベストタイミングです。
ただし掃除機をかけた直後などは、空気中にホコリが待っている最中です。
大体、15分程度で空気中のホコリは落ちますので、そのタイミングを見計らって換気しましょう。
換気の注意点として、風の強い日は窓を開けることで砂埃が入ってくる恐れがあります。
乾燥しているシーズンや、砂埃が発生しやすい場所に住んでいる方は掃除後の空気の入れ替えも慎重に行わないとですね。
掃除機をかけるときの注意点は何があるのか?
基礎的なお話になりますが、掃除の基本は高いところから低いところへです。
これは拭き掃除など、低いところから始めてしまう場合、最後に高いところをやれば取りきれなかったホコリなどが床に落ちてしまい効果が損なわれるからです。
しかし、掃除機で高いところを吸うことはなかなか難しいですよね。
なので、いきなり掃除機をかけるのは駄目です。
まずは基本どおり、エアコン周りや本棚・テレビなど上から拭き掃除をします。
だいたいのホコリが取れたら、クイックルワイパーや箒などで大まかなホコリは先にとってしまうのが良いでしょう。
そして最後に掃除機の出番です!
注意点としては排気の向きに気をつけましょう。
最近では一般的になってきた、縦型タイプの掃除機でしたら心配ありませんが、従来タイプの掃除機の場合は床と接している掃除機からかなりの勢いで空気が排出されます。
結果的にこれが、壁際などにたまっているホコリを勢いよく舞い上げてしまうわけです。
せっかく掃除が終わったところに、ホコリが行かないように注意が必要ですね。
最後に
掃除と換気についてまとめてみましたがどうでしょうか。
意外にも換気しながら掃除していたという人は多いのではないでしょうか。
とは言っても、私も以前両親から教わってこの事実を知ったんですけどね(笑)
これから掃除をする時は、換気は最後にやる!
ということを覚えておき、ホコリが舞い上がらないようにあらかじめどうやってホコリを取り除くのかをあれこれ考えて見ましょう。
こまめな掃除で、気持ちのいい生活環境を整えたいですね。