皆さんは天赦日(てんしゃび)というものを聞いたことがありますか?

 

新年が始まってもうすぐ1か月が経過しようとしていますが、今日は今年初の天赦日に該当します。

 

せっかくの機会なので今日は天赦日についてご紹介していきます。

天赦日とは大安よりも吉日とされている!

皆さんは大安と仏滅などの歴注は聞いたことがありますよね。

歴注に詳しくない方でも、『 結婚式は大安がいい 』とか『 友引の日にお葬式は避ける 』などはパッと浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

 

今回ご紹介している天赦日とは、実は日本の暦上で最上の吉日とされています。

 

つまり、何か新しいことをスタートさせたり、挑戦するタイミングとしては最適ということになります。

 

そもそも天赦日がなぜ最上の開運日とされているのか?

 

ウィキペディアで調べてみると、

 

『この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日である。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記される。』

 

と定められています。

 

実は天赦日は年に5~6日程度しかない貴重な開運日なので、何か始めようと迷っている方には最適な切っ掛けかもしれませんね。

 

2020年の天赦日はいつなのか?

さて、実際に天赦日はいつなのか気になりますよね。

 

2020年の天赦日全部で7日間あります!

1月 22日(水)
2月 5日(水)
4月 5日(日)
6月 20日(土)
9月 2日(水)
11月 1日(日)・17日(火)

 

年末のほうが間が空いて少なくなるイメージですね。

 

2月や4月は新しいことを始めるにはちょうどいいタイミングと言えるので、すぐに何か検討中のものがないという方もゆっくりと検討できるのではないでしょうか?

天赦日以外にも意外と知られていない日も

天赦日についてこれまで話をしてきましたが、実は日付によってはもっといいとされる日もあります。

 

その逆に天赦日には該当するものの、できれば避けたほうがいい日も存在します。

代表的な吉日・凶日に該当するものについてご紹介していきます。

吉日・凶日について
◆吉日
・ 「一粒万倍日」
・ 「寅の日」

◆凶日
・ 「不成就日」

 

一粒万倍日とは、一粒の籾が万倍にも実る稲穂へと成長するという意味で、最初は1粒でもその後何倍にも大きくなるという意味が込められています。

 

こちらの日は開業、宝くじの購入、出資、結婚など、新しいことを始めるのに良い日であると言われています。

 

注意点として、借金や物を借りる場合はその苦労が何万倍になるといわれています。

 

それに対して、寅の日はいわゆる金運の日に該当します。

 

寅の体は黄金色なので、金運を招く象徴としてよく知られていますよね。

 

また虎は千里もの距離を1日で往復することができると言われており、出したお金がすぐに戻ってくる縁起がいい日とされています。

 

ただし、結婚の場合は『戻ってくる=離婚』をイメージさせたりするので良くないとされています。

 

最後に、凶日として不成就日です。

 

これはその名の通り、何も成就しない日と言われています。

 

一粒万倍日とは逆に、何かを始めてしまうとだめなので仮に天赦日と重なっている場合は避けたほうがいい日となりますね。

 

最後に

吉日・凶日については信じる、信じないはその人の気持ち次第ですがきっかけとしては大切にしたいですよね。

 

色々迷っていてはじめないままなんて、人生の中では非常にもったいないと思います。

 

どんな理由でも始めるための後押しや、成功・失敗したときに気持ちのよりどころにするためにも今年は天赦日を意識してみてはいかがでしょうか。

 

私も今年は新しいことをいくつか初めて行くので、参考にしたいと思っています!

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