今週にも関東も梅雨明けと言われていますね。

 

そうなると不安になってくる問題が1点。

 

真夏の寝苦しい夜を無事に過ごせるのかということ!

 

ここで問題になる点は寝ているときにクーラーってつけていてもいいのか?

 

人それぞれ体質などもありますので、今回は自分を主に対象にして調べてみました。

 

そもそもクーラーをつけたままは何が駄目なのか?

これはよく聞く話になりますが、一晩中クーラーをつけたままは身体によくないと言う話。

そもそもなんで駄目なんでしょうか?

 

漠然と身体が冷えるから、と言う印象ですがそれがどう影響するのかを調べてみました。

 

身体が冷えると起こる影響は?

これについては色々調べてみましたが、主に3つの影響があるようです。

 

1.血流の悪化

身体が冷えることで、血管の収縮が起こります。

 

つまり血流が悪くなってしまうので、手足などの末端や毛細血管へ十分な血液が行き届かなくなります。

 

人間の身体は内臓を優先的に暖めるようになっているので、これによって手足の冷えが慢性化してしまうようです。

 

ただし、自分は割りと通年冷えとは無縁の生活を送っています。

 

むしろ深夜には手足が熱すぎて眠れないこともあるので、これについてはやはり個人差が大きい問題かもしれませんね。

 

2.老廃物がたまる

老廃物と一言に言っても色々存在します。

 

アカやフケなどは老廃物の代表的な一種類です。

 

他にも頑固なセルライトや、吹き出物やニキビ等もこれらの影響ですよね。

 

アカやフケは身だしなみの観点から増えるのはちょっと困りますね・・・

 

3.免疫力の低下

最後には、免疫力の低下です。

 

これが体内でおきると疲労をいつもより感じやすくなります。

 

また、風邪などの病気が引きやすくなるのも免疫力の低下によるものが大きいです。

 

ただし、眠れないことのほうがずっと免疫力が下がる可能性は捨て切れません。

 

起きた時に身体がだるいはクーラーが原因?

ここまでに身体が冷えすぎたことで起きる影響をまとめてみました。

 

それではクーラーをつけたまま寝た場合。

起きた時にいつもより身体がだるくなっているという話を聴いたことはありませんか?

 

これは有名な話なのだから、決して気のせいではないのでは・・・

 

身体がだるく感じる原因は深部体温と体表温度

深部体温と体表温度という言葉を聞いたことがありますか?

 

深部体温とは文字通り、身体の深い部分。

 

いわゆる内臓や脳などの体内の器官の温度になります。

 

それに対して体表温度は皮膚表面の温度になります。

 

そして、睡眠から覚める時にこの2つの温度差が小さいほどすっきり起きることができると言われています。

 

クーラーや扇風機などは体表温度を低下させますが、深部体温にはなかなか影響が届きません。

 

届いたとしてもすぐに自分の身体が、深部体温を高めるために血流を操作します。

 

つまり、クーラーを使用することで深部体温と体表温度の差が必要以上に大きくなってしまい、目覚めた時にだるさを感じる可能性が高くなるのです。

 

だるさを感じているのは睡眠不足が原因かもしれない?

私自身、周りの人から話を聞くとクーラーなどを使用する場合はタイマーを使っている人が多い印象です。

 

先に記載したように、寝起きのタイミングまでクーラーを使用していると体温差によって倦怠感を感じる可能性があります。

 

しかし、多くの方が自動OFFになるまでのタイマー時間は1~2時間というケースが非常に多いのが気になりました。

 

私は特にそうなのですが、タイマーが切れた30分~1時間後に熱くて目が覚めた経験はありませんか?

 

部屋の温度は窓や床、壁や家具からの放射熱で意外と短い時間で上昇していきます。

 

睡眠時間は人それぞれ違いますが、大体の人が6~8時間程度ではないでしょうか。

つまりタイマーを利用するのであれば、止まった後の時間も良質な睡眠が取れるかがカギになってきます。

 

室温が下がり、体温が戻ることを考えると起床予測の3時間まえを目安にタイマーを止めることがもっとも効果的な使い方ではないでしょうか。

 

または気温がもっとも下がる、朝5時前にタイマーが切れるように設定してみてはいかがでしょうか。

 

もちろん、設定温度は低すぎては意味がないので27~28度を目安に捕らえてください。

 

そもそも室温によって寝苦しいのかを把握しよう

最後に、寝付けない夜の原因をいくつか考察していきましょう。

 

熱帯夜で寝付けない!

 

言葉では簡単ですが、理由によって対策はまったく異なるかもしれません。

 

例えばこちらの2つの理由を例に挙げてみましょう。

 

・身体が熱を持っていて寝付けない。

・汗をかいてベタつく肌が気になって寝付けない。

 

どちらもクーラーをつければ解決するかもしれません。

 

けれど、汗が気になる方は通気性の優れた麻素材の衣類で寝れば改善される可能性はあります。

 

私達はつい、熱い=クーラーという解決策を求めてしまいます。

 

それは手軽にできるので間違っていないかもしれませんが、ベストではない可能性もあります。

 

まずは自分の状況を冷静に考えてみて、クーラーなのか他の要因で取り除けるのかしっかり考えてみることも必要かもしれません。

 

必要以上に身体を冷やすことは確かによくないとは思いますが、それによって眠れないのであれば本末転倒ですからね。

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