毎朝の通勤で急な腹痛が襲ってくることはありませんか?

 

途中で電車を降りると遅刻するかもしれない・・・

 

でもお腹が痛くて我慢できない!

 

そんな苦しい場面に出会ったことがある人は多いのではないでしょうか。

 

今回は腹痛が限界の時の対処法とそもそも腹痛を起こさない方法を迫ってみましょう。

 

通勤中の腹痛が起きる原因は?

そもそも朝に腹痛が起きる原因はなんでしょうか。

帰りの電車内で腹痛が起きるケースはなかなか無いですよね。

 

つまり、朝は腹痛が起きやすい要因がいくつかあると言うことです。

 

通勤中の腹痛その1-過敏腸性症候群-

理由としてもっとも多いものが、この過敏腸性症候群です。

 

これは身体に炎症や腫瘍がないにもかかわらず下痢や腹痛が起きる症状です。

 

医学的な疾患がないため、病気ではなく症候群という扱いになっています。

 

過敏性腸症候群の原因はハッキリと分かっていません。

 

ただ、この症候群はストレスが原因といわれています。

 

少し朝のことをイメージして見ましょう。

 

満員電車の中では他人との接触や匂い。座りたいのに座れないといったストレス。

 

なにより仕事に行きたくないと言う感情もストレスですよね。

 

過敏性腸症候群が長期化している人はこんなことも思っていませんか?

 

「今日もお腹が痛くなるんだろうな・・・大丈夫かな・・・」

 

結果的にストレスを引き出してしまい、ほんの少しの痛みや動きから腹痛という悪循環に陥ってしまいます。

 

通勤中の腹痛その2-体内時計-

人間の身体は定期的に排泄が必要です。

 

実はこのタイミングには体内時計が関係しています。

 

と言うのも、食べたものを身体が消化する活動も体内時計に影響を受けています。

 

食べたものを消化・吸収するのは昼と夜の時間帯です。

 

そのため、夜食べ過ぎると吸収する時間なので不必要に太ってしまうわけですよね。

 

そして、朝は消化・吸収よりも排泄の時間です。

 

夜食べたものだけではなく、朝食も排泄を優先してしまう可能性があります。

 

特に寝起きすぐに食事をしてしまうと、体が食べた物を消化しきれずに腹痛が起きてしまうというわけです。

 

通勤中の腹痛その3-食事内容-

体内時計だけが腹痛の原因ではありません。

 

当然食べているものも影響を大きく受けます。

朝から消化の悪いものや刺激物は厳禁です。

 

チーズや牛乳などの乳製品の取りすぎ。

 

キムチや唐辛子などの刺激物。

 

きのこや海草、セロリなどの食物繊維が豊富なもの。

 

なにより脂身の多いお肉などは極力避けましょう。

 

通勤中の腹痛を予防する方法は?

さて、それでは腹痛を起きなくするにはどうしたら良いのでしょうか。

 

理屈は簡単です。

 

原因を取り除いていけばいいわけですよね。

 

腹痛の予防方法その1-過敏腸性症候群-

こちらの原因はストレスと言う話をしました。

 

会社に行きたくない!

 

といったストレスを取り除く方法は簡単ではないかもしれません。

 

それでも、

「満員電車がいやだな」

「座りたいのに座れない・・・」

 

こういったストレスを回避することはできるのではないでしょうか。

 

お勧めの方法としては朝活があります!

 

先日も紹介しましたが、朝活は様々なメリットがあります。

 

当然、いつもより早く家を出ることになるので、空いている電車に乗れれば自然とストレスは軽減しますよね。

 

それを繰り返していけば『 電車=腹痛 』というイメージも払拭できるかもしれません。

 

快適な朝の時間を過ごすためにも、朝活を検討してみてはどうでしょうか。

 

腹痛の予防方法その2-体内時計-

朝活をするほど、早く家を出るのは厳しい・・・

 

そんなあなたは、生活リズムを少し変えてみるところから始めてみてはどうでしょうか。

 

おそらくほとんどの方が、起きる時間から電車に乗るまでの時間は同じサイクルで過ごしていると思います。

 

つまり、起きてから腹痛を感じ始めるまでの時間が排泄を感じるタイミングになっている可能性があります。

 

これを防ぐためにはいつもより30分だけ早く起きて、家を出るまでの時間を30分遅らせてみてください。

 

一度生活スタイルを見直すことで体内時計が調整できるといいですね。

 

腹痛の予防方法その3-食事内容-

朝、起床をしたらすぐに朝食を取ることはやめましょう。

 

起きてすぐは胃腸が休んでいる状態です。

 

そんな時に食事を取れば胃腸に負担がかかって消化不良になりますよね。

 

結果腹痛が発生してしまいます。

 

それを防ぐためには、食べるものだけではなく受け入れる身体の準備も必要です。

 

可能な範囲でいくつかの習慣を取り入れて見ましょう。

 

  • 目を覚ましたら太陽の光を浴びる
  • 寝起きに人肌程度の白湯を飲む
  • 起床から食事までには1時間程度時間をあける
  • 消化のいいものを食べる

 

葉物系の野菜や果物。鶏ささみや白身魚などの脂身の少ないもの。

 

これらを小さめにカットして、やわらかめの調理方法を用いて朝食を用意しましょう。

 

通勤中の腹痛が起きたら痛みを和らげる方法

色々準備をしても、痛みが起きてしまうことはありますよね。

人によって何が有効なのか違っていますので、いくつかの方法を紹介しておきます。

 

腹痛の痛みを和らげる方法その1

お腹が痛い!そう思って緊張すると身体がストレスを感じます。

 

そのため、気分を落ち着かせるために外の景色を見たり、リラックスできることを考えましょう。

 

腹痛のことばかり考えてしまうと、それだけ苦しくなってしまいますよね。

 

あとはゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。

 

腹痛の痛みを和らげる方法その2

腹痛の原因にお腹が冷えていると言うものもあります。

 

特に夏の暑い時期など、薄着で空調の聞いた電車内は特に身体が冷えますよね。

 

お腹を暖めるために、お腹に手を優しく当てて、ゆっくりと反時計回りにマッサージしてみてください。

 

こうすることで腸の動きを和らげる効果があります。

 

腹巻などをして常に腹部を保温する方法もおススメです。

 

腹痛の痛みを和らげる方法その3

民間療法のお話になりますが、梅肉エキスが腹痛に効果があるって知っていますか?

昔から梅肉エキスは少量で、腹痛に効果があるといわれています。

 

通勤中はもちろんのこと、朝食に取り入れてみるなど方法は色々ありますね。

 

コンビニなどでも持ち運びしやすい梅干など販売していますので、常にカバンに常備してみてはいかがでしょうか。

 

通勤中の腹痛についてまとめ

ここまでで、原因・対策・対処方法について紹介してきました。

 

朝にだけ症状が出やすい腹痛は、それだけ体に負担がかかっていることの裏返しかもしれないですね。

 

私も以前は会社までに腹痛で電車を2~3回は必ず降りる生活でした。

 

通勤時間は余計にかかるし、運よく座れても立つことになる。

 

無理しても言いことは無かったので、根本から見直す決意をするまでに時間はかかりませんでした。

 

今では以前ほど腹痛で苦しむことはグッと少なくなりました。

 

もちろん寝坊した時はその限りじゃないですけどね(笑)

 

あなたも朝の通勤を少しでも楽にできるように参考になれば幸いです。

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