徐々に気温が上がってきましたね。

こうなると、ついついやってしまうのが二度寝や三度寝。

昼下がりのポカポカ陽気で、さらにお昼寝も追加なんて事ありませんか?

今回は寝すぎることは寝不足よりも身体に悪いというお話になります。

頭・腰の痛みは寝すぎることが原因だった

そもそも、頭痛には大きく分けると2種類があります。

それが『 偏頭痛 』と『 緊張型頭痛 』です。

 

緊張型頭痛は肩や首筋の血流が悪くなる事により、頭を締めつけられるような頭痛が持続的に発症することが特徴です。

偏頭痛は、血流が拡張される事でこめかみ周辺の神経が圧迫され、「ズキンズキン」と脈打つように痛むのが特徴です。

 

じつは、どちらも睡眠によって引き起こされる頭痛になります。

 

緊張型頭痛は睡眠中にあまり動く事のない、肩や首の筋肉が寝すぎることで肩こりのような状態になって引き起こされます。

この場合は、筋肉をほぐすことで血流の流れをスムーズにするようにしましょう。ストレッチや、マッサージなどを身体に負担をかけずにゆっくりと実施しましょう。

 

しかし問題なのが偏頭痛です。

 

睡眠中=リラックス状態にあるので、通常であれば血管は拡張します。すると、周囲の神経が圧迫されるので偏頭痛がおきます。

 

意図的に血管を収縮させるなんて方法聞いたことがありません。

 

偏頭痛になった場合は、人ごみや無理な不可を身体にかけずにまずはゆっくり体調を整えましょう。

 

どちらにせよ、身体を休めるつもりの睡眠が、身体に不調をきたしてしまうというのは恐ろしいですね。

 

睡眠の取り過ぎは寝不足よりも悪い理由

平日は仕事で忙しい・・・

だから休みの日はいっぱい寝だめしておくんだ!

こんな話は誰もが必ず聞いたことのあるフレーズではないでしょうか。

 

はっきり言ってこれは最悪です。

 

私達の身体には体内時計があります。

 

体内時計とは、人間がそれぞれの生活スタイルに合わせて、1日の時間を意識しなくても日中はカラダと心が活動状態に、夜間は休息状態に切り替わる機能といってもいいものです。

 

例えば、体内時計の働きで夜になれば自然と眠気を覚えて睡眠になります。

 

しかし、睡眠の取り過ぎはそれまでの生活リズムを崩し、自身の身体が時間と状況を正しく認識できなくなる可能性があります。

 

私達の身体は一定の生活リズムや習慣を好むようにできています。

 

休みの日に、普段起きている時間に寝ている場合、私達の体が混乱をし始めるのです。

 

そうなると、仕事が始まったときのサイクルと休みの日のサイクルが一定のサイクルにならないため、身体は常にどちらに合わせればいいのかを見失ってしまい、結果的に日中寝不足を感じたり、頭がボーっとする事になります。

 

そもそも、平日寝れなかったからと言って、休みにいくら寝ても意味はありません。

寝だめができるのであれば、24時間寝てその後3日間寝なくても活動できるはずです。

 

しかし、実際に人の身体はそんなに都合よくできていません。

 

あなたが本当に、体のことを考えるのであれば過剰な睡眠ではなく、別のリフレッシュを与えてあげてください。

適切な睡眠時間の見分け方は?

基本的なお話をするのであれば8時間と言われていますよね。

 

ただ!

 

あなたの身近にもショートスリーパーの人は居ないだろうか?

ショートスリーパートは1日3時間程度の睡眠で、日常生活を問題なく送れる人たちの事です。

 

実際はこのショートスリーパーは訓練で日本人の大半がなれるそうです。

 

しかし、この反対にロングスリーパーの人もいるので、まずはいまの自分がどちらに適合しているのかを正確に把握する必要があります。

 

まず前提として、しっかり睡眠をとっているつもりなのに昼間眠いという人。

安心してください!

正常です!!

 

人間の身体は体内時計が正確であれば、午後2~4時に眠くなるようになっています。

 

もちろん、会議など気を張っている時間はそうではないと思いますが、この時間に眠気を覚えると言う事はあなたの身体の体内時計は正常と言う事になります。

 

ただ、それ以外の時間も眠気が強いと言う人や8時間以上寝ているのに寝起きが辛いと言う人はそもそも睡眠の質が悪い可能性があります。

 

あなたの睡眠の質は本当に高い?
  • 寝つきが悪い
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 休日は昼まで寝ている
  • 就寝時間や起床時間がバラバラ
  • 遅い時間に飲食をする
  • 寝る直前にPCやスマホの画面を見ている
  • 寝たときと起きたときの姿勢が同じ

 

まず、これらの項目に当てはまる人は、睡眠時間よりも先に質の改善をすべきです。

というのも、どれだけ睡眠時間を気をつけても結局質が悪ければ、身体は休まらないし寝不足を感じるからです。

 

これらの項目が改善された方は、長期の休みなどで下記内容を実践してみましょう

 

  • 毎日寝る時間を一定にする
  • 朝の目覚ましはセットしない
  • 自然に目が覚めた時間を記録
  • 目が覚めたらまずは日の光を浴びる

 

基本的に目覚ましなどをかけなければ、人間の身体はそのとき必要な睡眠量で自然と目が覚めます。

 

睡眠の質さえ整っていれば、これを数日繰り返す事で自分が本当に必要な睡眠時間が分かる事でしょう。

 

ちなみに私は、長期休暇で実家に帰省したときにこれをしています。

大体21時には寝て、朝6時に目が覚めますね。

 

まぁやる事がないのでこうなるんですが・・・

 

それでも、休暇が終わった後はものすごい生活リズムが整ってますので、ぜひご参考に!

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