
毎日のニュースで聞かないことは無いほどの問題。
それは新型コロナウイルスの感染拡大ですよね。
ついに国内での感染者も出てくるなど、この問題はいつ収束するのか不安になります。
しかし、ふと冷静になって見ると新型コロナウイルスに感染した場合はどんな症状が出るのでしょうか?
今回は改めてそんな基本的なことをまとめてみました。
新型コロナは発症するとインフルと近い・・・?
まずはインフルエンザの症状について改めて思い出してみましょう。
インフルエンザの代表的な症状としては、急激な発熱があります。
短時間で急に38度以上に発熱が起きます。
また、全身の関節痛や咳などが激しく出る特徴があります。
風邪も似たような症状は出ますが、インフルエンザほど急激な発熱はありません。
インフルエンザに比べて喉の痛みなどが早期に出ることもありますし、何より熱は大体37度程度で止まります。
この辺がインフルエンザと風邪の見極めになるポイントですよね。
それでは、新型コロナウイルスの症状はどうなっているのか?
結論から言うと風邪やインフルエンザと症状は非常に近いそうです。
ただし、鼻水やのどの痛みは少なく、発熱とせきが多い傾向にあるそうです。
武漢市ジンインタン病院が医学誌『 ランセット 』に掲載した論文で罹患した患者の症状をまとめています。
99人の患者を対象に観察した結果、8割強が発熱とせきを訴えたそうです。
それ以外の症状では31人が息切れ、11人に筋肉痛が出ているそうです。
ちなみに下痢などの症状は2人だったとのことです。
このことから新型コロナウイルスは、比較的早い段階で肺炎や呼吸器症状が出るようです。
もしかして感染したかもと思ったら・・・?
感染が疑われる症状が出てしまうと・・・。
当然のことですが、いろいろと不安になりますよね。
真っ先に病院にと思うかもしれませんが、周りへ感染が拡大してしまう可能性もあります。
特に国内での感染が出てきている現在、中国へ渡航しているかは徐々に関係なくなっています。
疑わしい症状が出ている場合、まずは受診を予定している病院へ連絡をして確認しましょう。
または、厚生労働省の問い合わせ窓口があるので、疑わしい症状が出た場合はそこに連絡をすることも有効です。
厚生労働省 電話相談窓口 | 電話番号 0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間 9:00~21:00(平日、土日祝) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html |
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必要な連絡が終わり、通院する際にはマスクなど、周りに移さないように配慮していきましょう。
そのため、売り切れは続いてはいますが、少なからずマスクなどの用意は心がけておいた方がいいですね。
最後に
新型コロナウイルスに関しては、どれだけ感染者が出ているのか。
そんなニュースばかりが増えていますが、実際に感染したときの症状はあまり見かけない印象です。
私たちは体調が悪くてもすぐに、病名がわかるわけでもありません。
もうちょっと症状とかチェック方法などが出回ってくれるといいのかもしれませんね。