皆さんは寝ているとき、突然足がつった経験はありませんか?

 

私はここ数年、真冬になると週1ペースで経験しております・・・

 

気持ちよく寝ているときに突如襲ってくる激痛!

 

あまりの痛みに涙を流したことがある経験は私だけではないと思います。

 

今回はそんな冬場の就寝中に起きるこむら返りの原因と対策についてまとめていきましょう。

冬場にこむら返りが増える原因とは?

さて、実際にこむら返りが起きる時はどんな時が多いでしょうか?

 

私個人の経験としては【冬場】の【早朝】によく症状が出ます。

ここから分かることは、【冷え】が関係しているということです。

 

ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれています。

 

というのも、心臓は全身に血液を巡らせる役割をしていますよね。

 

ふくらはぎも心臓同様、全身に血流を巡らせるための役割を担っています。

 

しかし、冬場の特に早朝は冷えが厳しいので、筋肉が凝り固まってしまいます。

 

結果として血流不全を起こしてしまい、ふとした刺激に筋肉が過剰反応を起こします。

 

これがこむら返りの原因の一つとなっています。

 

それ以外にも原因として、水分とミネラルにもあるといわれています。

 

ミネラルは筋肉が働くための重要な役割をしています。

 

筋肉はカルシウム、マグネシクム、ナトリウム、カリウム、水素の各イオンのバランスによって反応のしやすさが決まります。

 

健康な人ならば、普段の活動中に過剰なミネラルは尿や汗などから排出されます。

 

しかし、睡眠中に関して人間の体は汗を大量にかいています。

 

それは夏も冬も変わりはなく、少なくとも500ml。

 

多い時は、一晩で1リットル以上の汗をかいています。

 

その結果、体からは過剰にミネラルが排出されてしまうというわけです。

 

ついでに睡眠中は心拍数も低下していますので、これも血流が低下する要因になります。

 

これらの複数の要因が重なることで、冬場の睡眠中はこむら返りの発生しやすい条件がそろっているということです。

 

ちなみに夏場にも・・・という方は、単純に部屋を冷やしすぎている可能性がありますね。

 

睡眠中のこむら返りを予防するために気を付けたいこと

実際の予防法に入る前に、こういうことをした日は気をつけた方がいい!

 

という話を先にしていきます。

 

一点目が、体が冷えるような活動をした場合です。

例えばスキーやスノーボード。冬場に外で仕事をしていた方などは足元が完全に冷えています。

 

この時点であなたの足元は、血流が悪くなっているので普段よりもこむら返りが発生しやすい環境です。

 

また、もう一つの原因としては運動です。

先ほど話をしたように、汗によってミネラルは体の外に排出されます。

 

とはいっても、日常生活レベルであれば適正量以上に排出されることはありません。

 

でも、運動をした時や過剰な発汗が起きた場合はミネラルが不足しています。

 

おまけに筋肉が披露していれば、血流も悪くなってしまうというわけです。

 

運動ではありませんが、冬場に気持ちいい岩盤浴や温泉なども発汗が多くなるので注意が必要ですね。

 

こむら返りを防止するために寝る前の予防策

さて、ここまででいくつかの原因について説明してきましたね。

 

こむら返りの原因
・足元の冷え
・ミネラル不足
・水分不足
・筋肉疲労
などなど・・・

つまりはこの辺を予防しておけば、就寝中にあの苦しみから解放されるわけです。

 

こむら返り予防策1 足湯・お風呂

冬場でもシャワーだけという方は意外と多いのではないでしょうか。

 

お風呂を用意するって意外と大変ですからね・・・

 

とはいっても、足元が冷えた日はやはりお風呂による血流改善効果は馬鹿にできません。

お風呂を準備するのが大変であれば、足湯だけでも効果は期待できます。

 

注意点として、特にお風呂は長時間になると水分とミネラルが排出されるので、気持ちいいとはいえあまり長湯をしないことを心がけましょう。

こむら返り予防策2 マッサージ

仕事や遊びから家に帰ってくると、ふくらはぎのあたりが凝り固まっていることは多くないですか?

 

これは血流が悪くなっていることの何よりの証明です。

 

そのため、血流改善のマッサージやストレッチをすることである程度血流の改善が期待できます。

 

理想は、先ほどの足湯などが終わった後にマッサージですね。

 

お風呂や足湯がどうしても・・・という場合は、これだけでも寝る前に実践しましょう。

 

こむら返り予防策3 防寒対策

夜寝ている最中に、手や足などの末端はどうしても冷えていきます。

 

冷えないように暖房を一晩じゅうかけるという方もいるかもしれません。

 

ただ、そうなると先ほどの就寝中の発汗量がさらに増える可能性があります。

 

そうならないためにも、就寝後2時間程度を目安に暖房は切れるようなタイマーをかけておきましょう。

 

その分、締め付けのないレッグウォーマーなどでふくらはぎから足先を防寒しましょう。

 

普段使用している靴下などは、締め付けが強いので血流悪化につながりますのでやめましょう。

 

こむら返り予防策4 就寝前に一杯

一杯といってもお酒はだめですよ。

お酒は利尿作用により、体から水分を早期に失わせます。

 

一杯というのはスポーツドリンクです。

 

基本的にスポーツドリンクには水分だけではなく、ミネラルも含まれています。

 

これを飲むだけで、就寝中に汗で失われる分の水分とミネラルを補充できるというわけですね。

 

ただ、キンキンに冷えていると体が冷えてしまうので、常温が理想的です。

 

こむら返り予防策5 夕食にミネラルの多い食事

筋肉の疲労を回復しつつ、ミネラルの多い食事が理想です。

 

赤みのお肉や魚、大豆製品などが各種豊富に含まれています。

 

とはいっても、夏場と違って食欲が過剰に減退していない時期ですよね。

 

可能性として、ダイエットなどで食事制限している場合の方は注意が必要といったところでしょうか。

 

最後に

色々説明してきましたがいかがでしょうか。

 

毎日ずっとこむら返りに怯えて、対策を繰り返すことはなかなか難しいですよね。

 

でも、原因がわかれば今日あたりちょっと怪しいかな・・・

 

なんてことも分かるようになるかもしれません。

 

ちなみに、漢方薬にも血流を改善したり筋肉疲労を緩和するものもあるそうです。

 

私は漢方に詳しくはないので、ここで紹介したことでも改善しない場合はそちらも検討したほうがいいかもしれませんね。

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