厚生労働省が消毒液の代わりにアルコール高濃度のお酒使用を認める。

 

そんなニュースが本日飛び込んできました。

 

今回は、そんなニュースについて真偽含めていろいろと調べてみました。

厚労省が消毒液の代わりにアルコールのお酒を認めたのは事実か?

端的に行ってしまえばこれは事実でした。

ただし、厚生労働省が日本病院会に向けた通達という点が補足されていました。

 

これには消毒用エタノールの需要がひっ迫しており、各医療機関において消毒用エタノールの確保が困難に今後なるのではないかという想定があるようです。

 

そのため、医療機関などにおいてやむを得ない状況においては、高濃度エタノール製品を手指消毒用エタノールの代替品として用いることは差し支えない。

 

との通達があったというわけです。

 

なので、現時点ですでに医療機関で消毒用エタノールが無いというわけではありませんね。

 

こうなると心配になってくるのが一般家庭への誤った情報です。

 

昨今、転売やデマ情報などが色々と騒がれていますが、たとえばこういう情報の一部分だけを持ってきて・・・

 

厚生労働省が度数の高いアルコールでの除菌を推奨している!

 

とか

 

度数の高い特定のお酒が売り切れてなくなる!!

 

みたいな、悪質な煽り方をするケースが出てくる可能性があるかもしれませんね。

 

あくまで今回の厚生労働省の通達は、医療機関向けであり一般家庭へ推奨しているものではないようです。

 

事実として、新型コロナ騒動の初動でこういった除菌方法があるなど一部では紹介されていましたよね。

しかし、当然ながらそれを目的として作られてはいないので、誤った利用方法で自分の体への影響がどのようにあるのかしっかり調べてから判断する必要がありますね。

 

とは言っても、度数の高いアルコール類を転売することは酒類販売業免許が求められます。

 

なので悪質な転売行為を取り締まる法的根拠もあるとのことなので、そこまで心配することではないのかもしれませんが。

 

デマ情報の拡散は何時になってもなくならないので、私たちも正しい情報をしっかりと認識できるように日ごろから気を付けないといけませんね。

最後に

今回はちょっと気になったニュースをあれこれ調べてみました。

 

ただ、やはり文字数の兼ね合いなのか特定の情報サイトでは誤解されそうな書き方をしているところもありました。

 

新型コロナ騒動で初見の情報は正しいのか、あれこれ調べる癖がついている人も多くなっていますね。

 

今後もいろいろな情報が出てくるとは思いますが、引き続き気になる情報があればこちらでも紹介していきますので宜しくお願い致します。

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