子供の頃であれば親にやってもらえた耳かき。

 

大人になると自然と自分でやることになりますが、耳掃除がうまくできなかったり異物感が続くことってありますよね。

今回はそんな耳かきについて、実際に病院を受診した経験を含めてまとめてみました。

 

耳掃除で病院にいくなら何科?費用はどれぐらい?

受診は耳鼻科?耳鼻咽喉科?

耳掃除を病院でして貰ったと言う話を知り合いにしたところ、一番最初に質問されたのがこれでした。

そもそも耳鼻科と耳鼻咽喉科の違いがピンと来ていない人も多いみたいですね。

 

耳鼻科

(じびか)

耳や鼻の病気を扱う診療科。
耳鼻咽喉科

(じびいんこうか)

目や鼻以外にものど(咽喉)を扱う診療科。アレルギーなども対応可。

 

ざっくり言うとこのような違いがあります。

 

今回の目的となる、耳掃除であればどちらも対応範囲内なので行きやすい場所を選んで問題ありません。

 

保険適用は可能?費用はいくらぐらい?

こちらについては結論から言うと可能です。

 

初診料と診察代で、基本的な耳掃除だけであれば『 1,000円 』程度になっています。

 

ただし、診断内容によって変わります。

 

例えば、耳かきのやり過ぎなどで、耳の内部が出血していた場合は耳掃除以外の治療が必要になるケースがあります。

 

あとは、耳垢が耳の奥まで押し込まれていたりすると、普通に取り出すことが困難になっていたりするケースもあります。

 

私が受診したときは、幸い簡単な耳掃除だったので

初診料・・・282点
診察代・・・100点

合計点数は382点で、保険分負担額(3割)は1,150円と非常に安価でした。

 

いずれにしても、そこまで高い診察料ではないので無理をする前に受診したほうがよさそうですね。

 

耳かきでこんなケースが当てはまる人は病院へ

あなたの周りで耳かきで病院に言った人はいますか。

自分の周りでは聞いたことがないのですが、診察ついでに聞いたところ意外と大勢来ているそうです。

 

定期的に耳かきだけで病院に来る人もいるそうなので、次のようなケースに当てはまる方は行ってみてはいかがでしょうか。

耳の中がかゆい場合

耳かきをしすぎた後に起きやすい症状として、耳の中がかゆくなることがあります。

 

これは、耳かきをしすぎて耳の皮膚が傷ついているケースが考えられます。

 

傷ついた細胞から汁が出て、それが乾燥してかさぶたとなります。すると、そのかさぶたがかゆみの原因になるわけです。

 

こうなると、自分で耳掃除をすると悪循環に陥る可能性があるので、かゆくてもグッと我慢が必要です。

 

突然音が聞こえなくなった

迷うまでも無く、すぐに診察に向かいましょう。

 

突発性難聴や耳垢がつまっている可能性があります。

 

突発性難聴だった場合は、治療を開始する時間が短いほどに回復が期待できます。逆に言うと治療が遅くなるほど聴力の回復が難しいとも言われています。

また、普段の耳掃除を綿棒で行っている人は、意外と耳垢を奥に押し込んでいるケースが多いそうです。

 

どちらも日常生活に支障をきたしてしまうので、早目の対応を心がけましょう。

 

耳の中でガサガサといった異音がする

これは、耳垢が鼓膜に張り付いてしまったケースなどがあります。

 

先ほどの綿棒などでもお話したように、耳垢を奥に押し込んでしまった結果として本来は自然に排出されるはずの耳垢が鼓膜についてしまうそうです。

 

驚くほど小さな耳垢でも鼓膜についているとガサガサという異音の原因になるそうです。

 

あごを動かしたときだけ、などの特定の条件下でも異音がする場合はこのケースを考えて見ましょう。

 

ちなみに、虫が入ったのでは・・・なんて不安になる事もあります。

 

そう思った時点で病院への診察をおすすめしますが、数日間症状が続くようであれば虫の心配はあまり無いそうです。

 

なお、昔からよく言われている油を耳に入れるのはどうなんですか?

 

と、質問したんですが、自分の受診した病院ではそれよりも早めに受診するように言われました・・・

 

確かにやれって言われても、自分でやるには勇気がないですよね。

 

自分で耳掃除がうまくいかない

そもそも、耳垢は日常生活の中で自然と外に排出されるそうです。

 

その理由は鼓膜の表面から耳の入り口に向かって、新陳代謝により細胞が動くようになっています。

 

細胞が新陳代謝を繰り返すたびに、耳垢は自然と移動して耳からこぼれ落ちます。

 

なので、耳掃除は耳の穴の近くに来た耳垢だけを掻き出すようにしてあげれば本来はいいのです。

 

ただね・・・耳掃除って気持ちいいんですよね!

 

特に必要ないと思っていても頻繁に耳かきを手にしちゃいますよね。

 

ただ、先ほども書いたようにやり過ぎは、耳の皮膚を傷つけるので注意が必要です。

 

やりすぎは危険と言うことだけは忘れずに、耳かきを楽しむようにしてください。

 

耳かきの診察時間はどれぐらいかかる?

病院って何時でも混んでますよね。

 

それなのに・・・

 

え!ようやく呼ばれたのにもう終わり!?

 

なんてことが多いわけですが、耳かきはどうなんでしょうか?

耳かきにかかる診察時間は?

これは何事も無ければ2~3分で終わります。

 

診察が短い!!

 

基本的に耳垢は自然と排出されるので、お医者様も必要がない分は無理に取ろうとしません。

 

そのため、詰まりそうだったり、奥に入り込んでいるものだけを対応するのですぐに終わってしまうんですね。

 

なので、もっとちゃんと掃除してよ!って思うかもしれません。

 

ただ、耳垢の状態によっては耳垢水(点耳薬)で、耳垢を柔らかくしてからとるケースもあります。

 

こちらの場合は2~30分程度かかるようです。

 

どちらにしてもお医者様を信じて、すぐに終わると言うことは問題がないと受け止めるようにしましょう。

 

耳鼻咽喉科が混み合う時期は?

冬から春にかけて確実に混みます。

 

と言うのも、インフルエンザや風邪だけではなく花粉症など様々な喉や鼻に関するトラブルのシーズンだからです。

 

そのため、定期的な耳かきの診察であればこれらのシーズンは極力はずしたほうがいいかもしれません。

 

また、割と病院に行くときに聞く話が何時の時間帯が空いているのか!ですよね。

 

自分がよく行く病院では、午前・午後の診察開始直後と夕方の診察終了直前が込み合うとのこと。

 

大体みんな考えることは一緒ですよね・・・

 

そのため、診察開始から1~2時間程度あけてから向かったほうが、結果的に待ち時間が少なかったです。

 

もちろん、予約できるのであればそれが一番賢いですよね。

耳かきで受診する頻度の理想

正解は無いそうですが、3~4ヶ月毎の受診が良いそうです。

 

初めての受診では、「耳掃除をお願いしたいです」っていえば問題ありません。

 

問診表に記載するときには、痛みなのか聞こえにくいからなのか、定期的なメンテナンス目的なのかをハッキリと意思表示しましょう。

 

耳かきに関しては、自分で状況が見えないので必要に応じて病院へ受診したほうが賢く結果的に安い対応になりますね。

 

ただ、自分先日『 イヤースコープ 』を購入したので、自分でのメンテナンスがグッとやりやすくなりました。

 

こちらも機会があれば紹介したいと思います。

 

 

耳掃除ってホント癖になりますね!

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