暑い時期が続いていますね。

 

どうしても汗をかいた後などは冷たい飲み物が欲しくなるもの。

 

ビールなどのお酒や、麦茶のようなものまで暑い時期だからこそおいしく飲めるものは数多くありますよね。

 

けれど!

 

そんな暑い時期だからこそ、お勧めしたい飲み物を紹介していきます。

 

噂の氷だしで作るお茶とは何か紹介!

今回紹介する飲み物は氷だしのお茶になります。

 

氷だしって何?という方にもこちらでは作り方を含めて紹介しますので行ってみましょう!

 

氷だしのお茶とはそもそも何?

今回初めて聞いたという方のために、まずはここから紹介していきましょう。

 

皆さんお茶と聞くとどうやって飲むものをイメージしますか?

緑茶・煎茶・ほうじ茶などいろいろありますが、基本的には急須でお湯を入れて作る方法ではないでしょうか。

 

夏場だと、ポットに麦茶のパックを入れて冷蔵庫で作る方法が多いですよね。

 

氷だしのお茶とはその名の通り、お湯や水ではなく氷を入れて作るお茶のことです。

 

氷を入れて作るってどうやって飲めるの・・・?

 

そう思ったあなた!

 

氷って徐々に溶けますよね?

 

そう!

 

氷が解けた水が茶葉のエキスをじっくりと抽出してお茶を作る方法。

 

それこそが氷だしという手法になるのです。

 

ちなみに、室温にもよりますが大体1リットルほどのお茶を氷だしで作るのであれば5時間程度はかかります。

 

暑い時期だからこそ、その氷が解けるまでの時間が最高の楽しみを作ってくれるお茶になりますよ。

 

氷だしのお茶が他のお茶の入れ方より優れている点

基本的に、お茶の代表成分としてはカテキンとカフェインがあります。

 

この成分はお茶特有の苦みや渋みといったものを、人の味覚に感じさせる効果があります。

 

そして、この成分は低温であるほどに茶葉からは抽出されにくいという特性を持っています。

 

そのため、お湯よりも常温水。

 

常温水より冷水。

 

冷水よりも氷で入れることで渋みや苦みが抑えられ、お茶特有の甘味・旨味が濃いものが出来上がります。

 

でも・・・

 

カテキンやカフェインが少ないのはもったいないのでは。

 

そう思うかもしれませんが、逆に低温でなければ抽出されにくい成分もあります。

 

それが【 エピガロカテキン 】という、免疫力を高める成分です。

 

名前から分かるように、実はこれもカテキンの一種になりますのでお茶の成分を無駄にしているわけではありません。

 

あとは氷だしのメリットとして、カフェインなどが少ないので寝る前などに飲んでも良い!

 

という点も非常にうれしいですよね。

 

氷だしのお茶を実際に作ってみた

さて、ここからは実際の感想を交えていろいろ紹介していきましょう。

 

私も自分で作るときにいろいろ調べたりしましたが、意外と茶葉の量と作りたい分量が紹介されてなかったりするんですよね。

 

氷だしを作るときの茶葉は何を選べばいいのか?

こちらについては普段使いのお茶があれば、まずはそれを使うことをお勧めします。

 

というのも、普段飲んでいるものとの味の違いを感じてみたほうがわかりやすいですよね。

 

ただ、せっかく作るんだからおいしいものを飲んでみたい!

 

そういう気持ちもあると思うので、最上はやはり玉露ということになります。

私が買ったのも、せっかくなので玉露ですよ!

 

作る容器はどうしたらいいのか?

まず、茶葉をいれるパックとかがありますよね。

 

せっかく手間をかけておいしいものを作ろうという場合、あれを使うことはやめましょう。

 

というのも、小さいお茶用のパックに茶葉を入れると茶葉がくっつきます。

 

結果的に、茶葉が十分に広がるスペースがなくせっかくの成分も十分に抽出することができないのです。

 

ちょっと手間ですが、容器の中に茶葉を入れて飲む前に茶こしなどで茶葉が入らないように対応しましょう。

 

容器は多めに作るのであれば、麦茶用などのポットでいいと思います。

 

一杯だけ作りたいなどであれば、急須などでも問題なく作ることができます。

 

ただ、せっかくなので氷がじっくり解けるところが見えるようなガラス製の容器だとテンションも上がりますよね。

 

氷だしのお茶を1リットル作るときの茶葉は何g?

さて、ここまでで必要な道具は一式用意できたと思います。

 

ここからは実際にお茶を作っていくわけですが、茶葉の量ってどれぐらい必要なのか。

 

これは私の実体験をもとに紹介していきましょう。

 

私が用意したのは1リットルのポットです。

茶葉は20gほど入れました。

 

そして、氷をポットの8割程度まで敷き詰めるように入れました。

 

結果としてはこれがちょうどいい濃さだったんですが・・・

 

出来上がった量は400mlというところでしょうか。

出来上がった直後は、お茶の成分が下に沈殿していますね。

 

飲むときは、ゆっくりと回すようにしてお茶の成分を拡販してから飲むようにしましょう。

 

あまり強くかき回してしまうと、渋みなどが出てしまうので注意が必要です。

 

氷だしのお茶を作るときの注意事項

さて、氷だしのお茶を作るときに特に注意すべき点が1点だけあります。

 

それは、氷が解けた後に速やかに飲むこと。

飲まないのであれば、冷蔵庫にすぐに入れるようにしましょう。

 

というのも、常温で長時間放置してしまうと変色します。

 

それにせっかく長時間待って出たお茶の味自体も変わってしまいます。

 

可能であれば、ある程度氷が解けたタイミングで冷蔵庫に入れてしまったほうがいいかもしれませんね。

 

夜に準備するのであれば、茶葉と氷を入れたポットを一晩冷蔵庫に入れておいても大丈夫です。

 

ただし、この状態で抽出したお茶は1日で飲み切ってしまうようにしましょう。

 

最後に

氷だけで抽出するのであれば5時間前後・・・

 

でも、そんなに長時間待っていられないという場合は、氷水で抽出しても大丈夫!

 

その場合は単純な氷よりも水が多くなるので、茶葉を多くしたほうがいいかもしれません。

 

これだと30分もあれば十分抽出はできます。

氷水のカランという音も涼しげで良いですよね。

 

もちろん氷だけよりも若干苦みはあるので、これで気に入ったら本格的な氷出しに挑戦しても良いかもしれませんね。

 

休みの日はこんな優雅な過ごし方もおススメですよ!

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