早いもので今週末からお盆休みに入る会社もありますね。

 

過ごし方はそれぞれ違いますが、やはり祖先の霊を祀るということは疎かにできませんよね。

今回はそんなお盆についてまとめてみました。

 

あなたは初盆というものを正しく理解していますか?

 

初盆と新盆はそもそもどういうもの?

先日、友人と話している時のことです。

 

初盆って通常のお盆期間と違うの?

お盆直前になくなられた場合は初盆はどうするの?

 

そんな話題になりました。

 

まずはこの辺のことを含めて情報を整理していきましょう。

 

初盆と新盆の違いは?

これについては色々調べましたがちょっとややこしいです。

 

無くなられた方を初めて迎えるお盆期間を初盆と言います。

 

ただし、これについて地域によっては新盆という言い方をすることがあります。

 

ただし、新盆については地域によって2種類の異なる意味があります。

 

・四十九日後初めて迎えるお盆のことを、初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん)と言う

・8月15日のお盆は新暦の日付になるので新盆(しんぼん)、7月15日のお盆は旧暦なので旧盆(きゅうぼん)という

 

どうも色々調べたんですが、どっちも地域によって言うようです。

 

そのため、新盆という単語が出た場合はどちらの意味なのかよく考えないと間違ってしまうかもしれません。

 

思わず恥をかかないように気をつけるようにしたいですね。

 

初盆・新盆の期間は普通のお盆期間と違うの?

まずは、普通のお盆期間は皆さんご存知ですよね。

 

8月13日~16日が基本的にお盆期間といわれています。

 

これは初盆でも変わりはありません。

 

それではそれぞれの日付で何をするのかをご存知ですか?

 

お盆期間最初の、13日には迎え火を行います。

午前中に精霊棚の飾りつけやお供え物の準備をしましょう。

 

位牌は精霊棚の中央に置きますが、仏壇の扉は閉めておきます。

 

続いて、お墓へ移動して墓参りをしてお墓の掃除を行います。

 

今ではあまり見なくなりましたが、夕方に盆提灯に火を灯して先祖の霊を迎え入れます。

 

お盆期間の14日~15日は、親族や友人などを招きます。

住職さんを呼んで読経を上げてもらったのちに、自宅または手配した会場で会食を行います。

 

ただし、最近では家族だけということも増えていますね。

 

この14~15日はもっとも地域の差が大きい期間かもしれません。

 

最後の16日は先祖をお送りする日です。

日中は最後のお祈りなどをして、先祖の供養をしましょう。

 

夕方には送り火を焚いて先祖をお送りしますが、都内では煙や火気の問題で難しいケースも増えていますね。

 

このように、初盆は通常のお盆期間よりも丁寧に先祖のお迎え・お送りをして供養することが一般的です。

 

注意点として、初盆は亡くなって四十九日が経過した後、初めて迎えるお盆が該当します。

 

7月~お盆期間に無くなられた場合は、翌年が初盆となりますので混同しないように注意が必要です。

 

最後に

お盆は地域によってさまざまな風習に分かれます。

 

特に、結婚などによって自身を取り巻く環境が変わると避けることは難しい問題でもあります。

 

また、こういった問題は知っていて当たり前とされがちなので、知らなかったでは単純な恥ではすまないこともありますよね。

 

最低限の知識や、礼儀だけは年齢を重ねるほどに必要とされますので注意しておきましょう。

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