寒くなってきたな・・・

そう思い始めた頃に心配になるのが手荒れ。

 

指先などがかさつき始めて、さかむけやヒビ割れなどが心配に。

 

そういった時に出番となるハンドクリーム。

 

でも、ハンドクリームを使うときに独特のぬるぬる感に悩まされたことはないですか?

 

今回はそんな冬に欠かせないハンドクリームについて紹介していきます。

ハンドクリームの正しい利用方法とは?

まずは基礎的なハンドクリームの活用方法について紹介です。

 

あなたは効果的な方法でハンドクリームを活用できていますか?

 

ちなみにここで紹介する方法は、あくまで一般的なので最終的には自分自身にあった方法を見つけてもらえればと思います。

 

最初は手とハンドクリームを温めよう

意外と大切な準備がコレです。

 

ハンドクリームには保湿用の油分が含まれています。

 

ただし、塗るための手やクリームが冷たいままだとどうでしょう?

 

ハンドクリームを塗りたくても油分が固まってしまい、肌になじませることが難しいんです。

 

結果的に、適量以上のハンドクリームを使うことになってしまいます。

 

もちろんせっかくの成分が肌に浸透しにくいので、効果的な使い方とはいえません。

 

結果的に、過剰な量がべたつきの原因になってしまうというわけですね。

 

温める方法としては、ホットタオルやぬるま湯で温めてもいいです。

 

もちろん、暖房器具を使ってもいいですし、時間がある場合はマッサージなどで血流を良くすれば自然と温まりますよね。

 

もっとも乾燥の影響を受けやすい指先を温めるには、ホットタオルやぬるま湯がおススメです。

 

とは言っても、長時間お湯に指をつけていると乾燥を助長してしまうので、あくまで程ほどにしないとですね。

 

ハンドクリームの前に保湿を強化しよう

手やクリームが温まっても少し待ちましょう。

 

ハンドクリームを塗るということは、何かしらの乾燥を実感しているわけですよね。

 

そのままハンドクリームを塗ったらもちろん、保湿効果はありますがせっかくなら効果は高めたいですよね。

そんな時はハンドクリームを塗る前に、化粧水を利用することをおススメします。

 

化粧水はそもそも皮膚を保湿し、整え、滑らかにする機能をもった商品です。

 

そのため化粧水で保湿力を高めた状態で、ハンドクリームを塗ることで肌への浸透力と保湿力が高まるというわけです。

 

ハンドクリームの油分が化粧水を上から包み込むイメージですね。

 

また、あらかじめ肌が潤うことで、ここでも余分なハンドクリームがなくても肌全体に伸ばしやすくなります。

 

高い化粧水などは不要なので、これからハンドクリームを買うという方はドラックストアなどで売っている化粧水を一緒に購入しましょう。

 

今まで直接ハンドクリームを塗っていたという方は、化粧水をつけたあとのハンドクリームは気持ち少なめにしたほうがベタつきを抑えられることでしょう。

 

いよいよハンドクリームを塗っていこう

ここまでで事前準備は完了です。

 

いよいよハンドクリームを塗りこんでいくわけですが・・・

ハンドクリームは手の甲から塗りこんでいく方が良いって知っていましたか?

 

意外と多いケースが、容器からクリームを出して手のひらを擦り合わせるように塗り始めていく方がいます。

 

もちろんそれが悪いわけではありません。

 

しかし、手のひらから先に塗ってしまうと余分に取りすぎたクリームが手のひら側に多く残ってしまいます。

 

結果、あの独特なベタつきというか、ぬるぬる感が強く感じてしまいます。

 

そのため、手の甲からクリームを広げていき、指先や手のひらに広げていくほうがおススメというわけです。

 

なお、それでもクリームが多いなと感じる場合は腕から肘ぐらいまでクリームを広げていきましょう。

 

・適切なクリームの量はどれぐらいなの?

コレについては、容器によって説明が分かれます。

 

チューブタイプの場合は、人差し指の先から第一関節ぐらいまで出すのが適量といわれています。

 

ジャータイプの場合は、5円玉程度の量が適量といわれています。

 

注意点として、肌荒れが酷いからちょっと多めに塗ろう!

 

そんなことを思ったことがある人は多いのではないでしょうか。

 

それは間違いです!!

多く塗りこむのであれば1度に塗りこむ量を増やすよりも、2度塗りがおススメです。

 

というのも、過剰にクリームを塗ろうとして肌への浸透が劇的によくなるわけではありません。

 

それよりも、まずは普通にハンドクリームを塗りこみ、1時間後を目安にもう一度塗りこむほうがより効果的なんです。

 

1時間経つことで、先に塗ったクリームがある程度肌へ浸透していますので、効果が途切れる前に追加してあげるイメージですね。

 

効果的に使うためには、量が多ければいいってわけではないことに注意しましょう。

 

【番外編】そのハンドクリームは自分の症状にあってますか?

肌荒れが気になってドラックストアや薬局に行った時。

 

色々種類があってどれがいいんだろう・・・?

 

そんな悩みを感じたことはありませんか。

 

ハンドクリームは大きく分けると3種類に分類されます。

 

ハンドクリームの種類と特性
■ビタミン系ハンドクリーム
主にビタミンEを配合していて、このタイプのクリームは手足の冷えやあかぎれに効果的です。
■保湿系ハンドクリーム
こちらは主にセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン等の成分が配合されてます。かさつきや粉ふきなどに効果的で、乾燥する時期より前に使い続けることが特におススメです。
■尿素系ハンドクリーム
尿素●g配合などと多く表示しているこのクリーム。角化と呼ばれる皮膚が固くなった箇所に使用することで、角質を溶解して柔らかくする働きがあります。

もし、自分の悩みと一致していないクリームを使っている場合は、この機会にハンドクリームを見直しましょう。

 

注意点として、尿素系ハンドクリームを使っている方は、肌が柔らかくなったら、保湿系やビタミン系のハンドクリームに移行をおススメします。

 

大切なことは目的や用途によって使い分けることですね。

 

ハンドクリームはどのタイミングで塗りなおしたほうが良いの?

最後にハンドクリームを塗るタイミングについて紹介します。

 

コレについては最低でも朝・昼・晩の3回は塗りましょう。

 

理想はそれ以外にも、お手洗いなどに行って手を洗った場合は上記とは別で塗り直しがおススメです。

 

そのため、手を洗う場合は石鹸などを使用してしっかりとクリームを一度洗い流しましょう。

 

ハンドクリームは油分を含んでいるので、水洗いだけではしっかりと洗い流せません。

 

ちょっともったいない・・・

 

そう思う気持ちも分かりますが、これも肌荒れから守るために必要と割り切りましょう。

 

ちなみに夜、塗るタイミングとしては寝る前にという方も多いと思います。

 

私も同じでしたが、某有名化粧品メーカーの研究で、水仕事が終わって手を拭いた直後がベストタイミングという研究結果がありました。

 

つまりお風呂上りや、夕食の食器洗いが終わった後などのほうが保湿効果がより高まるとの事。

 

コレまで寝る直前に塗っていた方は、ぜひ試してみてください。

 

最後に

仕事で使うPCや、プライベートのスマホ利用。

 

ハンドクリームを塗った後に、あの独特のベタつき感やぬるぬる感が本当に困りますよね。

 

特にスマホの画面がとんでもないことになった経験はありませんか?

 

一応、そういったシチュエーションを想定した、ベタつきを押さえた商品も発売はされています。


とはいっても、肌に合う合わないの問題もあるので難しいですよね。

 

本格的に乾燥する時期を迎える前に、対策はしっかりとしておきたいものです。

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