毎日、ものすごい暑くなってますよね。

 

こうなると毎年気になるのが、服に塩が噴き出る現象・・・

周りからの見た目も悪いので、ないほうが当然良いですよね。

 

今回は、夏場の塩問題についてまとめてみました。

 

そもそも汗で服が白くなる原因は?

人間は体温が上昇すると、それを下げようとして汗をかきます。

 

汗が蒸発する時に、身体の熱を奪っていくいわゆる気化熱というやつですね。

 

そのため、夏場は必然的に汗を大量にかくことになります。

 

この汗は大部分の成分が水分ですが、そのほかにもミネラルが含まれています。

 

このミネラルには塩分も含まれているため、水分が蒸発した後には塩の結晶とも言うべき白い後が残ってしまうというわけですね。

 

つまり、夏場に汗をかき服が白くなるということは、人間として正常なことといえます。

 

有名な話ですが、普段から運動などで汗をかいている方は汗をかいても服が白くなる事はないと言いますよね。

 

汗というのは血液から作られています。

 

体温が上昇すると血液からミネラルと水分が汗腺に取り込まれます。

 

運動などで汗腺が正常に機能している方は、この時に身体にとって大切なミネラルは血液の中に再吸収されます。

 

つまり、汗が乾いた後に結晶化するミネラルがほとんどないので、服が白くなりません。

 

とは言っても、そもそも普段から運動していたらこんなことで悩まないので問題はそこではないですよね(笑)

 

それでは、メカニズムが分かったところで次は塩対策をしていきましょう。

 

衣類の塩噴き対策

それでは実際に塩が出てしまった時と、そもそも出ないようにするための対策をしていきましょう。

 

服の表面に塩が出ないようにするには

おそらくこの問題で悩んでいる方は、素肌の上に直接衣類を1枚しか着ていないのではないでしょうか。

 

当然、身体が発した汗はすべて、その1枚のシャツが吸い取っていきます。

 

これではどんなに気にしていても、服の表面が白くなってしまうでしょう。

 

そのため基本的に、夏場でもシャツ1枚はおススメしません。

 

普段着ているシャツの下に、インナーシャツを着るようにしましょう。

 

アパレル各社では、夏場に冷感インナーとして様々な商品を展開しています。

 

接触冷感】や【気化熱冷却】といったワードでシャツを調べれば色々でてきます。

 

インナーを着ることで、汗はそのインナーシャツがすべて吸い取ってくれます。

 

塩を噴くとしてもそれはインナーシャツになりますので、外から見える心配はありません。

 

ただ、人によっては汗をかいてインナーが肌に張り付く感覚が苦手という方もいますよね・・・

 

私も同じなのでその気持ちはよく分かります。

 

その場合は、根本的な解決になりませんが黒や紺色のシャツを避けることが簡単な対策です。

おススメは白のシャツを着てしまえば、塩が表面に出てもパッと見わかりません。

 

ただし、この方法の場合は汗染みなどで変色するとかなり目立ちます・・・

 

こまめな洗濯や汗抜きが必要になるので、自分にとってどちらがあっているかをよく検討したほうが良いですね。

 

服の表面に塩が出てしまった時の対策

これはどちらかというと、対策というより対処に近いかもしれません。

 

服の表面に塩が出てしまった場合、根本的な解決は洗濯しかありません。

 

ただ、イベントやフェスなどの出先で簡単にはできないですよね。

 

緊急的な対応になりますが、ハンカチなどを濡らして白くなった部分を叩くようにしましょう。

 

一時的にではありますが、白い部分が薄れてくるはずです。

 

ただし、本当に一過性の効き目なのでお勧めはできません。

それだったら夏服は冬服に比べてかさばらないので、最初から着替えを1着持っていくほうが賢いといえます。

 

塩が出てくるほど汗をかいているのであれば、匂いなども気になりますよね。

 

スパッと着替えてしまったほうが余計な心配がなくなります。

 

ただ着替えるなども容易ではないケースもありますので、この辺は行き先と応相談としておいてください。

 

最後に

夏場の汗問題は毎年のことです。

 

悩みは尽きませんが、毎年あることだからこそ自分なりの対策を見つけていくしかありません。

 

私は着替えを持って行動するケースが多いです。

 

何しろ出先で一度気になると、その後の予定が全部楽しめないですからね。

 

速乾性のシャツなども安く買えるようになりましたが、塩が出ないシャツなんていつか発売されたらいいですね(笑)

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